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食とトイレの関係
日本人は、食事をとる際に「いただきます」という言葉を使います。
この「いただきます」というのは、「あなたの命をいただきます」と食べ物に許しを得、感謝する言葉だと聞いたことがあります。
西洋の外国語を眺めてみますと、「どうぞ、召し上がってください」という言葉はあっても、「いただきます」にあたる言葉はどうもみつけにくいです。
人間は食べなければ生きていけませんから、他の生命をいただきながら生きているわけです。
そして、そこに日本人は「いただきます」という感謝の言葉をつけくわえました。
食べたものは消化され、栄養を吸収し、排泄されます。
食べ物と人間の最後の関わりの場所がトイレなのですね。
トイレというのは場所ですから、衣食住の「住」にあたります。
食べることをも考え合わせると、トイレは「食」と「住」の両方を満たす場所となることになります。
このような場所がほかにあるでしょうか? 考えてみれば明白です。「食」と「住」の両方に関わりのあるトイレが大切な場所だということがご理解いただけるのではないでしょうか。
排泄物は体にとって不必要なものです。いつまでも排泄物を体の中に閉じ込めておいたら、健康によいわけがありません。
トイレはそのような人間にとっての悪いものを流してくれる場所でもあるのです。
排泄物だけではなく、日頃いろいろと気になる悪いことも流してくれます。
そういうことを考えながら「感謝」の気持ちを忘れずに、トイレ掃除をしたいですね。
「食」は感謝で始まり、感謝で終わることになります。
ですから、トイレ掃除をするときには感謝の気持ちで行えると一番よいです。
「そんなのむずかしい!」とも思いますよね。
そうしたら、一番身近な方に感謝するつもりで掃除をしてはいかがでしょうか。
ちょっと恥ずかしいですが、これならだれにもできそうです。
