スポンサードリンク
トイレについて
掃除で開運というブログをはじめる前に、トイレについてのお話しをしたいと思います。トイレ掃除で開運に大事なことですので、ちょっとお付き合い下さい。
日本には悪いものを水に流すという風習があります。
それが、「○○を水に流す」といったふうに、何かを忘れるという意味の表現を持ったりもします。
昔は女の子が病気になると、紙などで流し雛を作り、川に流しました。
悪いものを背負って流れていってくれるというわけですね。
こういう考え方はきれいな水が豊富な日本ならではの考えではないでしょうか。
悪いものを流すというのは開運の原点です。
このように悪いものを水に流すといった意味でトイレ掃除は重要です。
今は水洗トイレが多いですから、使用後は必ずみなさん水を流すわけですね。
このとき悪いものが流れていってくれるわけです。
しかし、そこにはトイレという場所を大切にする心が重要ですから、そのひとつにトイレ掃除があるのです。
体に悪いものは排出しなければなりません。
健康は開運を呼び込む第一の要素とも言われますから、日々の健康と開運のためにもトイレ掃除をきちんと行いたいものです。
トイレ掃除が開運の第一歩です。
トイレ掃除の歴史と風水
風水では「水の流れは金の流れ」ということで、大変に「水」というものに気を使います。
水の流れが滞るとお金の流れも滞るということなのです。
昔から日本にはトイレとトイレ掃除を重要視する習慣がありました。
今と違って夜になれば真っ暗になってしまった時代には、魔物という存在を当然に受け入れていたわけです。
それは平安時代に陰陽寮が作られたのが典型でしょう。

つまり、今のように科学が発展してきてしまうと見失ってしまうようなものが、当時の人々には当然のこととして存在していたから陰陽寮などというものが作られたわけです。
世の中には魔物がいて、それは人間が活動しない夜に活動するという原理があったわけです。
また、日本家屋は衛生上の面からもトイレ(便所)を、寝起きの場所からはなれたところに作りました。
夜、トイレに行きたいとしても、魔物が活動していますから、それは昔の人にとっては大変に怖かったのです。
今のように明かりもありませんしね。
そういう人間を守ってくれたのは、実はトイレ(便所)だったのです。
当たり前ですが、昔は今のように下水道設備が整っていませんから、トイレには臭気というものがありました。
この臭気が魔物を追い払うとされたわけです。
これは、トイレを臭気で満たすように汚くしておいてもよいという考えにはつながりません。
というのも、トイレ(便所)には神様がいらっしゃるからです。
10月は日本では神無月といい、神様はみな出雲に行かれます。

ですが、すべての神様が出雲に行ってしまっては困るのです。
たとえば竃の神様が出雲にひと月も行かれてしまっては、火事になるかもしれません。料理がおいしく作れなくなるかもしれません。
そのように、トイレの神様も出雲に行かれない神様だとされています。
というのは、人間は食べることと排出することを繰り返しながら生きています。
このバランスが崩れると、体を壊してしまいます。
この場合、トイレの神様というのは、人間の排出に関係していますから、これが健康に関係する神様だということが分かります。
そして、日本では古来排泄物を肥料として利用してきたことから、トイレは農業、すなわち食につながるものでもあるのです。
こういった、人間の生命活動の入り口と出口に関して重要な位置を占めるトイレを掃除し、きれいにしていないと、健康の面でよくないことが起こりやすいわけです。
ですから、昔からトイレ掃除というものが重要視されてきたのです。
たとえば、体がむくみやすいとか太りやすいとかいうのはトイレが関係していることが多いと言われています。
健康というのは開運の一番土台になる部分の運であることを考えれば、トイレ掃除をすることで開運しようというのはふつうのことなのです。
そして、昔から妊婦さんは必ず毎日トイレ掃除をするという習慣がありました。
これは、今と違って医療が進んでいなかった頃は、出産は女性の生死に関わることだったので、神様のご加護を得る意味もあったのでしょう。
また、毎日トイレ掃除をすることで、適度に体を動かし、またトイレ掃除をすることで健康の神様であるトイレの神様に無事な出産をお願いした習慣だと思われます。
一説にはトイレの神様は女性だという話もあります。
それも、色白の大変美しい神様だということで、美容のご利益にあずかるために毎日トイレ掃除を怠らない女性もいるのです。
日本は昔からこうやって、トイレ(便所)を設置し、それを毎日トイレ掃除をしてきれいに保つことでトイレの神様に健康と長寿をお願いし、魔物から守ってもらうことをお願いしてきました。
ですが、世界のどこの人もが日本人のように暮らしてきたわけではありません。
たとえば、フランスのベルサイユ宮殿は大変に美しく立派な建物ですが、内部にはトイレがないのです。

もちろん庭にあるわけでもありません。
つまり、当時のフランスの貴族は身の回りを飾る反面、トイレには気を配っていなかったようなのです。
もちろん「おまる」のようなものは存在するのですが、その数は数十個だということです。
ベルサイユ宮殿に出入りする人間の数を考えてみたら、これはかなり少ない数だというのがお分かりになるでしょう。
反対に日本では、藤原京の時代から、汲み取り式のトイレと水洗式のトイレがあったことが、考古学的に証明されました。

藤原京とベルサイユ宮殿の差はざっと1000年以上というところです。
当時のフランス貴族は、ベルサイユ宮殿の室内外を問わず適当なところで用を足していたようです。
風水的にみると、これは決してよいことではありません。
ルイ王朝があのような形で終わったのは、トイレを中心に宮殿の作り方を見ると風水的には当然のように思えます。
人は、一番見られたくないところにどれくらい気を配っているかということが大事になります。
トイレは決して解放された場所ではありません。
しかし、そのようなトイレに気を配り、毎日掃除して清潔に保てる人は、些細なことにも気を配ることができ、人間関係もうまくいき、人脈を作り、それが金運を育てるというということになるわけです。
これが開運です。
運というのは派生していくものですから、トイレ掃除をして金運がよくなると、仕事運がよくなり、恋愛運がよくなり……というように開運が連鎖的におこってくるわけです。
風が吹けば桶屋が儲かる、の考え方に近いかもしれませんが、日本の神様というのは得てしてそのようなものです。
水の流れはお金の流れ。
これは風水的な金運の根底にあるものであり、開運の第一歩でもあるでしょう。
そこにはトイレの神様にもよろこんでいただくという、昔さながらの日本人の考え方が反映されているような気がします。
トイレ掃除で開運というのは日本古来の考え方なのです。
旧正月
翌日が立春で、この日が旧暦の始まり、年明けとなるわけです。
日本は明治維新のときに太陰暦からグレゴリウス暦に暦を変更したわけですが、それなのになぜ未だに旧暦を用いるのか不思議だと思ったことはありませんか?
これは、日本が古来より農耕民族の国だったことをあらわしているのです。
田畑に関することは、月の満ち欠けを基準として行う方が理にかなっているそうです。
これは科学の進歩した現在でもそうで、八十八夜だの二百十日だのという農作業の節目は旧暦が基準になっています。
同じように、日常生活にもお正月がふたつあると考えてよいようです。
つまり、日本で一般的な一月一日のお正月と立春から始まる旧正月です。
この年の境目の役割は同じですから、1月の新年にやりそびれた風水やトイレ掃除を、旧正月でいったんリセットしてまた新たに始めるというのも大変よい方法です。
どうぞ、新年のスタートがうまくいかなかったかたは、旧正月からあらたにスタートしてください。別に立春から多少遅れても大丈夫ですよ。
